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OBS Virtual background plugin は Zoom や Meet のバーチャル背景のようなグリーンバックなしでの背景領域の切り取り処理を OBS で行えるようにするプラグインです。
- Windows 11 64bit
- 最新の Mac OS, Intel アーキテクチャ
- Ubuntu-20.04 on x86_64 アーキテクチャ
GitHubのページ右側のReleasesから最新版のobs-virtualbg-vX.X.X-win64.zipをダウンロードします。
ZIPを展開すると、dataとobs-pluginsというフォルダがあるので、そのままOBS Studioのフォルダにコピーします(デフォルトであれば C:\Program Files\obs-studio
)。
※OBS Background removalプラグインをインストールしている場合は先にアンインストール(ZIPに入っていたファイルを削除)してください。ONNXRuntimeのDLLが衝突するためです。
最新の obs-virtualbg-vX.X.X-Darwin.zip を norihiro 氏のフォークリポジトリ からダウンロードします。
ZIP を展開して出てくる obs-virtualbg ディレクトリを ~/Library/Application Support/obs-studio/plugins/obs-virtualbg
となるようコピーします。
最新の obs-virtualbg-X.X.X-Linux.deb をダウンロードして、sudo dpkg -i obs-virtualbg-X.X.X-Linux.deb
を実行します。
メディアソースまたは映像キャプチャデバイスをシーンに追加し、フィルタを開きます。
音声/映像フィルタに**仮想背景[検出]を、エフェクトフィルタに仮想背景[描画]**を設定します。必ず両方に設定することと、それぞれ1つずつになるようにしてください。パラメータもいくつかありますが、デフォルトで大体問題ないです。
フィルタを設定したソースより下に背景になる画像やウインドウキャプチャ・ゲームキャプチャなどのソースを配置してください。サイズやクロップなどを設定して設定完了です。
ディープラーニングモデルでの推論により人物領域を検出しているため、どうしても誤検出が発生します。人物領域が検出されず透過されることもあれば、背景領域を誤検出して、部屋の様子が多少映ってしまう場合もあります。特に手の認識が苦手なため、パフォーマンスには向かないかもしれないです。これは検出モデルの限界であり、パラメータ調整で調整しきれるものではありません。正確な切り抜きを必要とする場合はグリーンバックとクロマキーフィルタをご利用ください。