コンフィグファイルやマジックコメントからのコンフィグを利用して ClutTeX を実行するツールです。
$ gem install houcluttex
$ houcluttex [OPTIONS] [--] INPUT.tex
コンフィグは、次の 3 通りで指定できます。下のオプションが優先されます。
- コンフィグファイル(
houcluttex.yml
) - マジックコメント
- コマンドラインオプション
yaml 形式で指定します。houcluttex.yml
をデフォルトとしますが、houcluttex.yaml
、houcluttexrc
、.houcluttexrc
なども可能です。コマンドラインオプション --config
でファイル名を明示することもできます。
yaml ファイルは Key-value の形式で ClutTeX のオプションを指定します。
engine: uplatex
bibtex: upbibtex
shell-escape: true
synctex: 1
file-line-error: true
halt-on-error: false
atom-latex のようなマジックコメントを使うことができます。
対応しているのは次のオプションです。
root
engine
/program
synctex
jobname
makeindex
bibtex
format
/outputFormat
outputDirectory
enableSynctex
enableShellEscape
root
オプションは、入力ファイル(input
オプションの値)を再帰的に root
オプションで指定されたファイルに書き換えます。
ClutTeX と同様のコマンドラインオプションと、config
オプション、cluttex-path
オプションが利用できます。
input
オプションで指定したファイル名は、入力ファイルがコマンドラインで与えられなかった場合の入力ファイルとして利用します。このオプションは yaml でのみ利用可能です。
cluttex-path
オプションは ClutTeX のパスを指定します。デフォルトは cluttex
です。
sample ディレクトリにサンプルがあります。
magic ディレクトリでは houcluttex test.tex
、yaml ディレクトリでは houcluttex
を実行するとコンパイルできます。
この gem は MIT License のもとで利用できます。