- 邦題:ドキュメント・デザイン・パターン
- 略称:DDP
- 目的:ドキュメント構成の保守性・可用性の向上
- 仮説:ソフトウェアエンジニアリングの概念・設計手法をドキュメント構成に適用する
例) 3つのドキュメント
「A:管理しているサーバの基本情報一覧」
「B:X日のインフラ保守作業手順書」
「C:Y日の試験環境に関するメモ」
これらは「A <- B」「A <- C」の依存関係にある。
この場合、各所から参照されるAを「Util」として隔離してはどうか。
少なくとも、BやCのように1度しか使われない「ログ」のような情報と、
Aのように更新される「レコード」のような情報は分けて管理してはどうか。
パターンとは
繰り返し発生する構造的な形で、あるコンテキストにおける問題を解決するもの。 なんらかの全体の全体性あるいはシステムに寄与し、美的あるいは文化的な価値を反映する。
James O. Coplien ほか『組織パターン』(邦訳:翔泳社,2013)より引用
上記書籍では以下の形式で、パターンを体系化している。
- パターンの名前
- コンテキスト
- フォース・扱われている問題
- 解決策
- なぜそのパターンがうまく機能するのか
- そのパターンの強み・傾向・注意点
- 関連する他のパターン
- Issueでのディスカッション
- Fork -> Commit -> PullRequest
- PRでのディスカッション
- Gitter/Slack(Todo:作成)でのディスカッション